社員インタビュー Staff Interview 社員インタビュー Staff Interview

Staff Interview

社員インタビュー

山林事業部 企画グループ 山本千尋

勤続3年半
31歳

エフバイオスの東京にて森林燃料調査の業務を行っていたが、拠点を移し、植林に関する業務を行うように。東京勤務から実際に施業の仕事に変わり、現場の仕事にどんな面白さを見出したか。業務への熱意などを聞いた。

エフバイオス唯一の植林業務担当

初めて見た林業の現場に圧倒された

 

――エフオンに入社する前はどんなお仕事をされていたのですか?

 

最初の会社は生命保険会社で営業、次の会社では人事部配属で、従業員のストレスチェックや労働衛生関係の事務補助をしていました。

 

――今とはまったく違う仕事をされていたのですね。なぜエフオンに転職されたのでしょう。

 

前職では仕事の範囲が限られていたので、転職を考えました。もともと小さいときから両親の影響もあって山や森が好きで、山歩きやキャンプが趣味だったので好きなことを仕事にできたらいいなと思ったのがきっかけです。

 

――仕事を一から覚えるのは大変だったのでは?

 

周りは山と木の専門家のような方ばかりでした。正直、大丈夫かな、ついていけるかなと少し不安でしたが、分からないことを聞くとちゃんと時間をつくってくれて、考え方を丁寧に教えてくれますし、自分で考えさせる時間もちゃんと与えてくれます。丁寧に教えてくださったので、うまく馴染むことができました。

最初のころはガイダンスもありましたし、山のことや林業のこと、森林資源の使い方や考え方など、ひとつずつみっちりと教えていただいて、少しずつ知識をつけていくことができました。

 

――最初の配属は東京の森林調査室ですが、現在は直接山に入り植林に関わる業務をされているとか。

 

 

半年ほど経って、豊後大野市の事業所で山林部が立ち上がったんです。それで、「そこへ行けば林業や山林調査の勉強ができるよ、ちょっと行ってみない?」と声をかけていただき、行ってみることにしました。

 

――森林調査室のときには、あまり現場に入ったりはしなかったんですね。

 

主に画面上で航空写真を見ながら樹種を見分けたりということをやっていて、現場に入ることは基本的にはありませんでした。

 

――山に入りたいという気持ちがあったのでしょうか。

 

そうですね、現場のことをもっと知りたいという気持ちがありました。現場の情報は入ってくるのですが、やはりそれだけではイメージしづらいところもあります。だから実際に自分の目で見て勉強したかったんです。

 

――現場に初めて入った感想は。

 

実際に林業の現場を見たときは、やはり規模が大きいことにびっくりしました。重機の迫力、チェーンソーで木を切っている人の動き、木の大きさ、その一つひとつに圧倒されました。「山に行って立っている木を切っている」ということは知っていても、実際に行くと全然違う迫力でした。驚きましたし、見ることができてよかったと思いました。

 

――山の現場にはどんな方がいらっしゃるのですか。

 

製材所や森林組合の方、社外の林業会社の施業をしている方、重機を取り扱っている会社の方などがいらっしゃいます。皆さん、一見怖そうに見えますが、話してみるととても親切な方ばかりです。林業経験がなく現場のことも全然分からなかった私が変な質問をしても、きちんと説明してくださいます。

 

体力も要るけど、山や森をつくっている実感がある

――具体的な仕事内容を教えてください。

 

実際に山に入って調査をしています。林業グループが木を切って何もなくなったところを木のある山に戻すために、植物や木を見て、次は何の木を植えたらいいのかということを検討するために調査して試験的にいろいろな苗を植えてみたりします。また、植えた木が動物に食べられてしまう獣害の対策も検討します。

 

――その調査をもとに山林部が植材の計画を立てるわけですね。植樹も林業課の仕事なのでしょうか。

 

大規模な植樹は森林組合さんに委託しています。試験的に植えたりするのは、林業グループに手伝ってもらいながらみんなで植えたりしています。

 

――獣害は、どんな動物が来るのですか。

 

イノシシもシカもウサギもいますよ。イノシシは怖いので、山には一人では行かないようにしています。

 

――どんな対策をするのですか?

 

高さ1.8mほどの高さのネットで苗の周りを囲って、シカなどが入ってこられないようにします。斜面の上から助走して飛び越えたりするので、そのくらい高くしないといけないんです。イノシシは地面を掘って入ってくるので、ネットの裾を長くして地面に這わせておきます。ネットの種類もいろいろあって、どういうタイプが効果的か試しながらやっていきます。そういうことを専門的にやってきた森林組合の方や、ネットを扱っているメーカーさん、山林事業部内の経験者から意見を聞いて進めています。

 

――一番大変な仕事は何ですか?

 

体力を使う作業ですね。山での調査そのものはたいして辛くありませんが、試験的に苗を植えたりする作業は、苗の本数が多かったり、土がついていて重いので、それを山に運んで穴を掘って植える作業はかなり体力を使います。

 

――どんなときに仕事の達成感を感じますか?

 

苗を植えてから大きくなるまでには長い時間がかかりますが、植え終わった後の山を見ると、山づくり、森づくりをしている実感があります。自分がかかわっているのはそのほんの一部ですが、それに参加していることを実感するとき、この仕事が楽しいと感じます。

 

自然の機能を持たせつつ経済循環できる森づくり

 

――山の管理というのは災害などにも関係する仕事ですね。

 

はい、災害で山が崩れることも増えていますし、切った後に適度に木が植えられなかったり、そのまま放置されている山が増えていると言われています。切った後に、その山に合った木をまた植えれば、災害にも強い山になります。林業としては、木をどうやって売るか、木の価値をどうやってつけるかも考えていかなければなりません。森林の機能も保ちつつ経済としても循環できる森づくりが理想です。山で働く皆さんと仕事をする中で、最近は私なりにそういう山づくりの理想が見えてきました。

 

――山に関わる方はそういう意識の方が多いのでしょうか。

 

社内外を問わず皆さん、山に熱い思いをもつ方ばかりです。そういう方たちと関わることができたのは幸いなことでした。

 

――何か心に響いた言葉はありますか?

 

最初は山にはスギとヒノキがあればいいと思っていたんです(笑)。でも山でいろいろな方たちと関わる中で、林業に必要なのはそれだけではないと気づきました。他にももっといろいろな木がある。木だけではなくさまざまな草もある。そういったものが全部あって山が成り立っていると教えてもらって感動しました。

 

――山は多様性が大切なんですね。

 

それに納得して、山のことや山の植物について勉強するようになりました。

 

――最後に、エフオングループでこれから働く方へのメッセージを。

 

山の仕事は力作業もあり、責任も重い仕事です。でも苗を植えた後は、自分が資源の循環に携わっていることを実感できるところがすごく魅力的です。山全体を見渡して、その一部は自分が担っていることを感じることができます。それに、山に入ることはシンプルに気持ちがいいです。自然の中で働くことができるのは、この会社ならではのことだと思います。

 

インタビュー日時:2021年9月

山林事業部 企画グループ 山本千尋

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